記者の視点|企業速報 証券市場新聞

踏ん張った印象か?【記者の視点】

寄り前の早朝にCMEでは1万9800円台を付け、為替も1ドル104円44銭まで円高が進んだことを考慮すれば、2万200円台維持は何とか踏ん張った印象か。大引け後に先物では2万300円まで戻しており、一旦は底割れを回避した格好だ。パウエルFRB議長が追加利下げを示唆する発言を行ったものの、その後のトランプ大統領による中国とパウエルFRB議長への猛烈批判が下げ幅を拡大させた雰囲気が強く、FRBの金融政策よりは、トランプ大統領の過激なツィートが鎮静化するのを待つしかないとの声もある。
 個別では電子部品株が幅広く下げており、「米国企業にすぐに中国の代わりを見つけるよう命じる」とのトランプツィートを反映した動きになっていた。米アップル社も次期iPhoneのディスプレイを中国企業にシフトと伝えられていただけに、米国企業を含めてトランプ大統領に振り回されている状況。その一方で、日米貿易交渉の合意から吉野家ホールディングス(9861)の高値は印象的だった。強い銘柄に付くのも一法だが、トランプツィートで状況が一変すれば、売られ過ぎた銘柄が買い戻される可能性もある。先が読めないなかでは、引き続きニューヨーク市場を睨む展開だろう。




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