週明けNY休場で手掛かり材料難【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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小動きでの推移か?

 週明け2日の東京市場は手掛かり材料難のなか小動きでの推移が予想される。週末30日の東京市場は3指数揃って3日続伸、ダウは41.03ドル高で引けている。ただ、30日発表の7月個人消費支出(季節調整済み)が事前予想の前月比0.5%に対して0.6%増と予想を超えたものの、ミシガン大学日発表の8月の消費者信頼感指数(確報値)は89.8と、2016年10月以来の低水準となっており、米経済指標の内容はまちまちで、週明け2日はレーバーデーによる休場となることから積極的な売買は控えられている。トランプ大統領が発表した対中関税の一部が9月1日に発動されたことから、引き続き米中貿易摩擦の動向には神経質な展開で、上海市場の動向を見ながらの展開となりそうだ。

英国「合意なき離脱」懸念再燃も

 注目イベントとしては3日に英国議会が夏休みから再開されるが、ジョンソン首相は既に10日から約1カ月間の閉会を発表している。「合意なき離脱」が現実味を帯びてくれば、再び売り材料にされる可能性もある。




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