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アドバンテストとソニーで明暗【記者の視点】
注目されたFOMCでは、利下げを実施、これで一旦打ち止めを示唆したものの、その後のパウエル会見では状況次第での利下げへの期待が残されていることから、バランスの取れた内容が株価にポジティブ材料となった。中国PMIは予想以下ながら日銀会合の内容を含めて許容範囲だったことから、押し目買いに後場も底堅い動きだった。
米雇用統計が控えていることから、上値追いとはなっておらず、引き続き押し目を待つ投資家が多いだろう。
個別ではアドバンテストとソニーが共に今期予想を上方修正したが、株価面では明暗を分けた。アドバンテストは既に好調な内容への期待で上値を追っていたことから、利食い売り。ソニーはスマホ向けカメラがツインレンズからトリプルへと複眼化するなかの好調は、投資家にとって分かり易い内容だったかも知れない。
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