記者の視点|企業速報 証券市場新聞

週明けは続伸でのスタートか?

 週明け18日の東京市場は続伸でのスタートとなりそうだ。
 先週の東京市場は調整色の強い展開になっていた。中国の経済指標悪化や香港情勢の緊迫化などが売り材料にされたと伝えられているが、14日の動きを例に取ると前場は小安い動きで終始していたが、前引け直後から先物で売り仕掛けが入り大きく値を崩した。上海指数がプラス圏を維持していたことを考慮すれば、海外ヘッジファンドは移動平均線と乖離していたことから、先物で売り仕掛けをし易い東京市場をターゲットにしただけかも知れない。加えて注目されていた米中通商交渉については14日のニューヨーク市場引け後に「カドロー米国家経済会議委員長が中国との協議は極めて建設的だとし、中国と通商合意に近づいている」と報じられ、15日は急反発となっている。

NYダウは初の2万8000ドル台

 その後、週末のニューヨーク市場もカドロー発言を好感して主要3株価指数が最高値を更新、NYダウ初めて2万8000ドル台に乗せ、S&P500も6週連続で上昇し週間の連続上昇記録としては約2年ぶりの長さとなった。同時に進行で動いていたナイトセッションの225先物は、2万3360円で引けており、週明けは50~60円高程度スタートしそうだ。
 今週は19日に米10月着工件数、21日に米11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数など経済指標の発表が予定されているが、基本的には楽観論が支配的になったものの、米中通商交渉の報道に一喜一憂する展開だろう。先週に見られた先物での売り仕掛けも現状では短期的な動きのようだ。朝寄り後は利益確定売りがでそうだが、日経平均は2万3000円を割れずに推移したことで、底堅い動きを想定したい。

半導体主力は出直るか?

 個別では決算発表が一巡したことでアナリストによるレーティング変更銘柄が注目されてくることになる。半導体ではアドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)などの半導体主力が調整一巡から出直ってきた。これら銘柄のレーティングや業績見直しにも注目したい。




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