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感謝祭接近も日銀ETF買いも下支え要因【記者の視点】
中国の劉鶴副首相と米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官が電話協議後に、中国商務省が「問題解決に向けて共通の認識に達した」と表明し、トランプ米大統領も通商合意に向けた取り組みを続けていると語ったことでNY市場は3指数ともに最高値を更新した。米中通商交渉については明確に合意したものはないが、不安が後退していることが買いに繋がっている。
東京市場はこの日も買い一巡後に戻り売りに押されたが、大幅調整を入れたのが11月21日だけだから、強い相場と言えよう。目先的には感謝祭を控えて欧米投資家の買いが細るが、国内に限っていえば日銀によるETF買い余力は下支え要因になる。
日経平均の一方でマザーズ指数も4連騰となった。目先的には7月8日高値928.04円が見えてきた。
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