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慌てずに押し目を待つ【記者の視点】
週明けの東京市場は大引けベースでの年初来高値を更新した。週末のニューヨーク市場はダウで112ドル安だったが、11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が景気判断の分かれ目となる50を7か月ぶりに上回ったことが刺激材料となったが、上海市場が朝高後に伸び悩んでいることを考慮すれば、東京市場の力強さが際立っているといえよう。米国では4日に米11月ADP雇用統計とISM非製造業景況指数、6日に米10月貿易収支、6日に米11月米雇用統計と需要指標に発表が相次ぐが、ブラックフライデーでの販売好調などを考慮すれば不安材料にはなっていないようだ。
現状では強い銘柄に付く動きだが、慌てずに押し目を待つスタンスを継続したい。
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