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流れを見極めながら押し目を待つ【記者の視点】
ナイトセッションではNY安とともに400円超にまで225先物は下げ幅を拡げていたが、この日の東京市場は寄りで340円超にまで下げ幅を拡げた後は押し目買いに下げ渋る動きとなった。中国外務省は米国で香港人権法が成立したことへの対抗措置として米軍機・艦艇の香港立ち寄りを禁止するなどの措置を発表したが、経済制裁ではなく、米中通商交渉への影響は読みにくい。ISM製造業指数の悪化なども、週末予定の雇用統計内容とリンクするかは不透明で、現状では過度に売る内容ではない。
個別では任天堂(7974)やソニー(6758)などは強く、輸出系も総売りにはなっていない。メジャーSQが来週に控えており、先物からの荒い動きには注意は必要だが、現状では、流れを見極めながら押し目を待つスタンスだろう。
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