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目新しい材料はなく上値は重い
朝寄り後には日経平均で106円高超にまで上げ幅を拡げる場面があったが、その後は値を消す動きで後場にはマイナス圏に沈んだ。先週末のニューヨーク市場では3指数揃って最高値を更新しているが、NYダウについては2万8608円まで買われた後は153ドル超下げて引けており、上値は重く、東京市場も同様の動き。トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と電話協議したことが伝えられているが、目新しい材料はなく、海外投資家がクリスマス休暇入りとなるなかで、買い主体が存在しないのが値動きを悪くしている。
デイトレーダーには格好の物色対象
個別では直近公開を含めてIPO銘柄が引き続き賑わっている。247(7074)が下方修正を発表してストップ安となった影響が懸念されたが、マクアケ(4479)が反発し、スペースマーケット(4487)も最高値を更新している。値動きが激しく、中長期保有の投資家には向かないが、デイトレーダーには格好の物色対象になっている。
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