目次
最悪の展開になるとの懸念は少ない【記者の視点】
中東情勢緊迫化から大幅下落となった。ネット上での掲示板などでは「第3次世界大戦の始まり」を煽る投稿もあるが、米国にとっては大統領選に向けたトランプ大統領の動きでイランとの本格戦争を望んでの行動ではない。一方、イランにとっても石油産業が壊滅されれば、国家存亡の危機につながるだけに、最悪の展開になるとの懸念は少ない。上海市場はプラスで推移、時間外でのNYダウ先も93ドル安程度で推移しており、現状では波乱となっていない。イランの動向を見守る必要があるものの、2万3000円台を維持できれば、落ち着き場面から買い場探しとなりそうだ。
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
コメント