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利益確定売りに押される【記者の視点】
この日は米国が発動済みの対中追加関税を大統領選後まで維持するとの報道が嫌気されたようだが、ムニューシン米財務長官は「第2段階の合意が速やかに得られれば、トランプ大統領は第2段階の一環で関税解除を検討する」とも述べており、大統領選後というよりは今後の交渉次第ということだろう。その意味では、この日予定されている第1段階合意が織り込まれたことで利益確定売りに押されていると判断できそうだ。
輸出系の主力は3Q決算がでるまでは手掛かり材料難、その半面で、松屋フーズ(9887)のように好業績期待の内需が強い動きだ。2万4000円を日経平均が再度抜けて上値を目指すにはもう少し時間が必要かもしれない。
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