ひとまずは下げ止まりの兆候【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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75日線を大きく割らずに反発

 28日大引け後の225先物ナイトセッションでは、中国への渡航歴が無い奈良県のバス運転手が日本国内で感染したと報じられると2万3000円まで急落したが、その後、米経済指標の好内容からNY市場が上昇すると戻す動きになり、この日の東京市場も2万3300円台後半まで戻した。寄り付き直後は小動きに推移していたが、春節明けの香港ハンセン指数が予想通り急落ながらも、動きが確認されたことでアク抜け感が台頭、そこから上げ幅を拡げた。
チャート的には75日線を大きく割らずに反発したことで下げ止まりの兆候となり、安心感が高まる動きになっている。

感染対策関連は食い散らかし感

 個別では主力から材料株まで幅広く買われているが、主力のハイテク系についてはアップルの予想以上の好決算は追い風になった。感染対策関連ではNuts(7612)やダイトウボウ(3202)など100円以下の超低位が散発高しており、物色範囲が拡がり過ぎてきたことは、深追い禁物か。3Q発表本格化で、明日以降は決算プレーで一喜一憂しそうだ。




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