日本だけ物足りない動き【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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日本だけ物足りない動き【記者の視点】

 ニューヨークダウが4.53%の上昇、上海総合指数の2%近い上昇に対してこの日の日経平均は1.09%の上昇であり、やはり物足りなさを感じる。ニューヨーク市場は、新型コロナウイルスの感染拡大よりは、民主党の候補者選でサンダース氏の台頭に不安を感じていたのか穏健派のバイデン氏がスーパーチューズデーで勝利したことがポジティブに働いたようだ。上海市場に関しても、新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化し、中国政府の積極的支援策が功を奏しているのかもしれない。かたや日本に関しては感染拡大による経済悪化に対してインパクトのある支援策が見いだせないのが難点ともいえる。それでも48ポイント近く上昇していた日経平均VIは28.07ポイントまで下落、終始落ち着いた動きになっていたのは明るい材料か。 個別では武田薬品、アンジェスやタカラバイオなど新型コロナウイルスのワクチン開発を発表した銘柄が賑わった。感染への不安が漂うなか、投資家心理を改善させる明るい材料だ。




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