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東京市場だけが独歩高【記者の視点】
時間外のNYダウ先やアジア市場が急落するなかでこの日は日経平均を含めて東京市場だけが独歩高となった。指数構成銘柄ではこれまで一番の悪役的存在だったソフトバンクグループ(9984)が負債削減のための4.5兆円プログラムを発表しストップ高まで買われたことが大きく寄与し、日銀によるETF買いも下支えしたと言われる。その他、安倍首相が東京オリンピックについて初めて延期に言及したことがアク抜けになったと言われたことや、新型コロナウイルスの感染について医療崩壊にはなっておらず欧米諸国に比べれ封じ込めにある程度成功しているとの指摘もあった。
ただ、感染拡大が世界的に止まることなく、経済封鎖が続く現状では上値を買えない状況には変わりない。引き続き流れを見極める状況で、押し目買いの吹き値売りに徹したい。
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