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２５日線抜けも追撃できるか？【記者の視点】
この日の東京市場は６日の欧米株高と時間外のＮＹダウ先の上昇、緊急経済対策への期待から３日続伸となった。
国内では事業規模１０８兆円の緊急経済対策が発表されたものの、３０万円の現金給付の対象世帯が限定されるなど自公党内からもその効果が疑問視されており、どちらかといえば、ＮＹダウの大幅高から短期筋の買い戻しが先物主導で流入した印象が強く、１万９０００円抜け後は伸び悩んだ。日経平均は２５日線を上抜き３月２５日の高値１万９５６４円３８銭を上抜けば、２万円奪回が視野に入るが、東京都内で感染拡大が続いていること、緊急事態宣言による更なる業績悪を考慮すれば、追撃買いよりが戻り売りを考慮する方が無難か？
個別でも主力株を筆頭に２５日線を上抜いた銘柄が多いが、目先的には安川電機の決算発表後の動きを見極めるなど業績内容による反応を注視したい。
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