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自粛長期化による不安強い【記者の視点】
取り立てて目立った材料はないものの、買いが続かず下げ幅拡げる動きになった。個別では指数の上昇を牽引したファーストリテやソフトバンク、東エレクなどの主力が軒並み安で、SQ通過から先物の動きが細ったところで値を消した印象。
ニューヨーク市場は従来の発想にとらわれない支援策を矢継ぎ早に発表したことで上昇が続いたが、材料出尽くし感から一旦は調整が欲しい。一方、国内の経済支援策は発表から1週間が過ぎたが、効果が薄いとの見方が増えてきた。自粛長期化による経済疲弊への不安が高く、上値を追いにくい。
今週はイベント的には15日の3月米小売売上高、17日の中国3月工業生産などの経済指標が控えており、拾うなら大きく押した場面だろう。
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