目次
2万円スタートに期待【記者の視点】
30日の東京市場は2万円台回復が期待される。
ニューヨーク市場についてはマイクロソフトなどのITハイテク系が利益確定売りに押されたものの、引け後に発表したアルファベットの1~3月決算では市場予想を上回る増収増益決算を発表しており、時間外で上昇、今晩はFOMCちょパウエルFRB議長の会見が予定されているが、手段を選ばない緩和スタンスになることは間違いなく、時間外のNYダウ先の動きを見ても堅調推移となりそうだ。CMEの225先物では2万100円台で推移しており、2万円台回復でスタートすれば投資家心理が更に改善しそうだ。
緊急事態宣言については延長される可能性が高いが、5月は全国民への10万円配布が控えているうえ、今国会で中小企業に上限200万円、や個人事業主に100万円が給付される持続化給付金も可決される。経済活動再開へ向けて動き始める米国など海外に比べて国内は不安が高まるものの、日銀の緩和と経済支援が株価の下支えになりそうだ。
コメント