国内の経済活動再開への期待と海外での不安の綱引き【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
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国内の経済活動再開への期待と海外での不安の綱引き【記者の視点】

 8日以来の2万円割れとなった。注目されたパウエルFRB議長によるバーチャルイベントでの講演ではマイナス金利に否定的な見解を示すと同時に景気後退が長期化すると発言したことが嫌気された。ただ、追加対策にも意欲を見せており、発言内容は想定内。後場から日経平均は8日以来の2万円割れとなったが、これは感染拡大を懸念したアジア市場の下落が影響しており、薄商いの中、リスク回避の売りがでたようだ。
 国内では39県の緊急事態宣言解除が承認され、21日には、東京を含むすべての地域で宣言が解除できる可能性が伝えられた。国内の経済活動再開への期待と海外での不安の綱引き状態となるなかで、15時大引け後には先物では19800円台まで売り叩かれた。目先的には25日線である1万9600円近辺を維持できるが注視したい。




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