記者の視点|企業速報 証券市場新聞

赤字幅拡大のソフトバンクG【記者の視点】

 この日は時間外でのNYダウ先や中国株の上昇に加えて国内での新規感染者数の減少が下支えした。ただ、トランプ大統領が国交断絶発言を行うなど米中関係の悪化への懸念は強く指数的には上値の重たさも印象付られた。
 個別ではエムスリーなどの好決算銘柄やタカラバイオやアンジェスなど新型コロナに絡む銘柄が引き続き物色された。一方、この日引け後に発表されたソフトバンクグループ(9984)の20年3月期は連結最終損益で9615億円の赤字と従来予想の9000億円赤字から下ブレして着地した。ソフトバンク・ビジョン・ファンドが期末において保有する投資の未実現評価損失(純額)1.9兆円などある程度想定されたとはいえ、散々たる内容だった。この日立ち合い開始前には発行済株式総数の6.7%に当たる1億3500万株、金額にして5000億円を上限にした自己株取得枠の設定を発表しており、決算発表後を意識した対策も打ち出していた。既に決算発表悪を織り込んでいるのか、明日の動きを注視したい。




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