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買い戻しが指数を押し上げた【記者の視点】
週明けのNY市場がメモリアルデーで休場だったものの、米バイオ企業ノババックスが新型コロナウイルスのワクチン候補でヒト治験を始めたと発表したことで時間外のNYダウ先が上昇、これに経済活動再開への期待が継続し、日経平均は節目となる2万1000円をアッサリと更新した。国内では第2次補正予算に加えて、参院財政金融委員会での黒田日銀総裁の発言も加わったことで、現状では2万円を割れるような売り材料に乏しく、売り建てしていた先物の買い戻しが指数を押し上げたようだ。
個別ではアンジェス(4563)が荒い値動きとなった。同社株を含めて急騰銘柄では高値警戒感から値を消す銘柄が多く、追撃買いも慎重に対処したい。
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