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売り方の買い戻し加速【記者の視点】
この日も大幅高となった。経済活動再開への期待があるが、この日も後場寄り後に２万１６００円割れまで緩んだ後に上値を追う強い動きとなった。２７日は夕方に２０２０年度第２次補正予算案の閣議決定を受け、麻生太郎財務相が記者会見し、財政悪化を覚悟の上で「失業や倒産を防ぐ」と強い意気込みを示した。執行の遅延など批判はあるものの、政府の経済再生への動きで、売り込み難く、ＮＹダウ急伸も後押しとなり、売り方の買い戻しが活発化し、指数を押し上げている。
高値更新を続けていたマザーズ指数は２６日に９７２．８ポイントを付けた後は流石に利益確定売りに調整しており、年初来高値の２万４１１５円９５銭を回復していない日経平均の出遅れを指摘する向きもある。
懸念材料といえば米中対立など多々あるが需給面での動きが勝っており、上げピッチが速いものの、流れに乗って機敏に対応したい。
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