SQまでは強含み?【記者の視点】

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SQまでは強含み?【記者の視点】

 この日は後場に利食い売りで押される場面があったが、引け値で2万2000円を回復した。
トランプ大統領による対中制裁会見では、香港の統制強化に向けた中国政府の「国家安全法」制定計画に対抗して、香港への優遇措置を撤廃するよう政権に指示したと発言したが、米中の「第1段階」通商合意を損なうような発言を控えたことが市場に安心感を与えた。これに加えて5月の製造業のPMIで拡大・縮小の節目となる「50」を3カ月連続で上回ったことで上海や香港ハンセン指数も上昇している。仮に下落しても日銀によるETF買いが期待されることから、下値を拾う動きも活発化している。
 海外投資家による先物の買い戻しからSQまでは下値リスクは低そうだ。
 今晩は米5月ISM製造業景況指数の発表を控えている。今後発表される経済指標は5月の経済活動が再開を考慮してのものだけに悪い内容ながらもある程度改善するのかは注視する必要がある。




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