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欧州系ファンドの売り
新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化が再認識されダウが700ドル超の大幅安となり、これを受けて東京市場も軟調な動きになった。売りの一因となったのが、国際通貨基金(IMF)が24日に発表した最新の世界経済見通し。2020年の成長率をマイナス4.9%と4月時点の予測(マイナス3.0%)から下方修正したことを嫌気、これに米国と欧州の通商問題懸念が高まり、欧州系のファンドの売りが指摘されていた。
日本の感染者拡大は米国に比べて落ち着いている
今夜の25日は大手金融機関のストレステスト(健全性審査)と包括的資本分析(CCAR)の結果をFRBが公表予定であることから、リスク回避からポジションを軽くする動きもあったようだ。
ただ、これらは一過性の問題であるうえ、日本の感染者拡大は米国に比べて落ち着いていることから、投げ売りの動きなっていない。
引き続き新興銘柄物色
そのような中で、個人投資家の売買は活発で、前日公開の3社ではフィーチャ(4052)がこの日もカイ気配引け、ロコガイド(4497)も一時は6000円に乗せる動きなった。加えて、ジャスダックではマクドナルドホールディングス(2702)も右肩上がりの相場となっており、IPOなどで値幅を取る投資家、好業績銘柄を長期保有する投資家の両面のニーズを取り込んでいる。主力大型の上値が思い間は引き続き新興銘柄物色が続きそうだ。
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