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売り方の買い戻し【記者の視点】
週末3日のニューヨーク市場が休場になったことから、手掛かり材料難だったものの、中国の人民日報系の証券時報が株高を支持する論説を展開したことで上海市場で5%超の大幅高となり、これに時間外のNYダウ先上昇が支援となり、上げ幅を拡げた。今週はSQ週であることから、先物での波乱が警戒されていたことや、主要な上場投資信託(ETF)の分配金に絡んだ売りも予測されていただけに、中国株高で、売り方が買い戻しを余儀なくされ踏み上げ相場になったようだ。日経平均は25日線を回復し、一転して買い方優勢の展開になっている。
個別ではソフトバンクグループが年初来高値を更新し、昨年4月の最高値6045円が視野に入るなど、主力株の強さが目立った。週明けのNYも高くスタートすることになりそうで、2万3000円を目指す展開も予想されよう。
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