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日経平均2万3000円期待も決算待ち【記者の視点】
週末のNY市場の動きを受けて終始強い動きとなった。これまでの膠着感が強い動きには国内外での新型コロナウイルスの感染拡大があったが、バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズがCOVID19治療薬としてのレムデシビルが患者の死亡リスクを62%引き下げる可能性があると発表したことが不安を後退させた。そして、主要ETFの決算集中日から分配金支払いに伴う換金売りが懸念されていたが、これも一巡し、下ブレを懸念して売り建てしていた向きの買い戻しも指数を押し上げたようだ。
日経平均は7月6日の高値2万2734円11銭を抜ければ2万3000円を目指す動きが期待されるが、21日発表の日本電産以降の主力企業の決算発表を見極めたい向きも多い。指数的にはもみ合い継続が予想されるが、その間は引き続きIPOを含めて新興株物色かも知れない。
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