勝ち組に乗る【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞
目次

6月中旬以降続くレンジ相場の継続

 8月第1週の東京市場は週前半は7月31日の急落から日経平均で2万2600円台まで戻したが、その後は戻り売りに押される展開となり、結局は6月中旬以降続くレンジ相場の継続となった。
 ニューヨーク市場はナスダック指数が連日最高値を更新しているが、これは手厚い現金給付を受けた個人投資家の売買活発化が一因とされている。一方、日本は、米国に比べて個人の株式投資意識が低く、新型コロナウイルスの感染拡大による業績悪から買いを継続させる投資家が少ないのが上値が重い一因になっているのかも知れない。

トランプ大統領発の対中圧力は?

国内が連休中のニューヨーク市場は堅調な動きが続いており、CMEの225先物は2万2400円台で推移しており、11日は底堅いスタートが予想される。ただ、
 連休明け11日からの8月第2週は、多くの投資家が夏季休暇に入るなか商い低調となれば、週末のオプションSQを前にした先物主導での仕掛け売りには注意したい。イベント的には中国7月工業生産や中国7月小売売上高、米7月小売売上高など重要指標の発表が相次ぐうえ、トランプ大統領発の対中圧力による動きも懸念される。

1Q決算は新興系の発表が本格化

 個別では新型コロナウイルスの感染拡大による決算悪が不安材料視されているが、任天堂やカプコン、スクエアエニックスHDのゲーム関連や巣篭りに関連するネット系の大幅増益決算を見る限り、大幅減益相次ぐ旧来型産業との強弱感が鮮明なったという意味では、勝ち組に乗る戦略を徹底するしかないだろう。
 決算発表は11日以降、いよいよ終盤戦に突入する。11日はGMOペイメントゲートウェイ(3769)とGMOクラウド(3788)、楽天(4755)あたりが注目されよう。新興銘柄の発表も増えてくることから、好内容なら発表後に突飛高する銘柄も増えそうだ。




株式情報と相場見通し

限定銘柄情報が満載!「証券市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

株は底値圏で大きくとるべし大伸経済の資料請求はコチラ!

GDE Error: Error retrieving file - if necessary turn off error checking (404:Not Found)
Pocket

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次