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森精機が戻り待ちの売りをこなして先高へ
米国は失業保険の申請件数の減少がみられ労働者需要の根強さがしめされて国債金利が反発する動きになりました。連銀はインフレ率の低下が多少緩和されたものの、まだインフレを抑え込む金利に至ったとはいえない。少なくともあと、1%の利上げが必要ではないか、との発言となりましたが、米国株式は値を保ったことになります。12月のFOMCで0.5%の引上げに続いて1月も同様の利上げがあることを思わせる発言でした。
内需系では?
東京市場は引き続きインバウンド関連銘柄が買われる可能性があり、それが刺激となって内需系銘柄が物色されていくことになりそうです。インバウンド関連に続いて内需系では不動産、銀行、証券など金融系銘柄の動きが注目されていくとみられそうです。
三菱自も調整が進み反発するタイミング
三井住友が水準を上げ。三井不(8801)、住友不(8830)も戻り歩調が強まりはじめました。地味な動きとなっているものの、下値を固めながらしっかりした動きがみられるようになった大手証券の大和証G(8601)や野村HD(8604)も見直されていくことになりそうです。ゼネコンも好決算見通しの鹿島(1812)も注目されそうです。防衛予算の財源として法人税が有力になったことを好感して三菱重工が反発しました。引き続き注目すべきでしょう。また、三菱自(7211)も調整が進み反発するタイミングが近づいてきました。森精機が1800円台に乗せて戻り待ちの圧力を克服しながら上値を追い始めました。更なる高見の展開になりそうです。
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