薬品株で押し目狙い【高野恭壽の株式情報これでどゃ!!】(無料版)

高野恭壽|高さん 証券市場新聞
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エーザイがついに1万円の大台

先週はエーザイがついに1万円の大台にのせました。9日引けでは維持できませんでしたが、10月に目標としていたところまで到達したことで利益確定を断行することが大事です。何しろ、これまでアルツハイマー治療薬は臨床試験の患者に限って投与していたのですが、来年からは一般患者に投与することになりましたので、発売に大きく先進したことになります。世界の患者数は5700万人とがん患者の1800万人の3倍にもかかわらず有効な治療薬がなかったのです。開発新薬の「レカネマブ」が事実上の第一号になります。継承患者への投与からになりますが、発売されると2000億円以上の大型新薬になる期待が強まりました。一旦、目標達成で反落することになりますが、9500円割れ辺りまでの下落があれば再び、拾うのも一策かと思っています。

武田薬やウェルブレイドRは?

武田薬品(4502)が続落しましたが、この押し目は拾うべきでしょう。会社の体質が大きく変わったことは株高を呼び込みますので、4000円割れ場面は注目すべきとみています。
ウェルブレイドR(9565)が寄り付かず、買い気配を上げています。ついに、8700円台になりました。カヤック(3904)も1200円台まで急落していましたが、改めて買われるという波乱の動きになっていました。また、ビリングシステム(3623)も1700円台まで買われていました。突っ込み場面は注目する必要がありそうです。

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