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内需系が日経平均を支える公算
日経平均は7日こそ45円68銭高と小幅反発ですが、5日の474円安に続き、6日も大幅続落となる341円安で終えていました。この結果、日経平均は2万7472円になったのですが、この水準は米国の金融危機で下落したあとその懸念が薄くなって上値を追い始めた水準になります。したがって、戻した部分がすべて帳消しになったことを意味します。
急落にしたグループは?
この急落にしたグループは金融危機の薄まりとともに上げが目立っていたハイテク、鉄鋼、輸出関連でした。つまり、先行きの米国景気の悪化の影響を強く受ける可能性の高いグループになりますので、一気に値を消したといえます。しかし、往って来いになったことになりますので、ここからの下落はそれほど大きくならないと考えられます。
この売られた場面は銘柄を選択して拾う
内需系はこの大幅な下落中、医薬品、食品などが物色されしっかりした動きになっていました。そのほかの内需も下落幅は小幅になっていました。このことを考えますと引き続き、こうしたグループが日経平均を支えていく可能性が高く、この売られた場面は銘柄を選択して拾うべきでしょう。
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