OPECでの減産合意が決まり、円相場も114円まで円安になりました。それを好感して寄り付きから輸出系、資源系、金融系などが一斉高とり、一時は400円を超える上昇をみせましたが、その後は高値警戒感から上げ幅が縮小し引けでは200円高程度で終えました。
この一斉高で一応、ここまでの上げ相場も区切りをつける動きになるとみています。来週にはイタリアの国民投票、先物のSQが待ち受けております。そして、15日には米国のFOMCが予定されています。恐らく、その近辺までは見送り色が続くものとみていますので、来週は日経平均で1万8100円から1万8200円までの押し目をつくるものとみています。