高野恭壽|高さん 証券市場新聞

買いの主体は外国人になっており、11月には1.7兆円と今年最大の買い越しとなっています。12月も同様の金額が流入するとみられますので、調整場面を迎えても大きな下落場面には至らないと思われます。外国人は今年の9月までに6兆円の日本株を売り越しています。円安基調の復活を機に日本の企業業績の先行き明るさをみて買いはじめたといえるでしょう。
NY株式も週末には145ドル高とECBの緩和策継続を好感して上昇し、19700ドル台まで上げていました。また、労働賃金の規制に反対していたアンドリュー氏が労働省長官に指名したことで政府の規制撤廃が進むことを好感したことも押し上げ要因になっています。
今週にはFOMC(連邦公開市場委員会)で14日に利上げを決定する予定です。0.25%が予想されていますが、この幅を上回ることも予想されており、FOMCで相場が波乱を呼ぶ可能性もあります。そういう意味では13日までに若干手を透かしておくことも大事ではないかとみています。
基本的には日経平均の上げ基調は続くものと思われますが、FOMCで利上げを決めた時点で円相場は円安材料の出尽くしで円高に反転することで一旦、日経平均は18200-18300円ところまで反落するものと思われます。そういう意味でも週明け早々の上げ場面では一旦、利益確定を急ぐ必要があります。

高野恭壽

 

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