高野恭壽の相場指南~本日の動きを分析

高野恭壽|高さん 証券市場新聞

前場は寄り付きから自動車株の急伸をはじめほぼ全面高で始まりました。トランプ大統領が税制改革を近く決める観測から米国株式が高値更新し、原油高、円安を誘発したことが要因でした。オプションのSQも通過し需給も好転したことも大幅高の支援要因です。先日も指摘したように通商交渉後は高いと予想したのですが、それよりも早く、反騰したことになります。自動車株は米国の景気拡大で恩恵が大きいことが大幅反発につながったといえます。徹底的に売られていただけに需給関係が良くなっていたことも上げ要因でした。
後場も引き続き、トヨタ中心の自動車株が高く、メガバンクや大手証券も買われる展開が続いています。石油などの資源も原油高を好感し、海運系もしっかりの展開。前日上げた安藤ハザマや決算悪の銘柄は反落していました。1万9350円と前場の水準を維持しておりこのまま大きくぶれることなく引ける可能性が高いとみられます。

 

高野恭壽

http://www.kabu-takano.com/
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