高野恭壽の相場指南~28日のトランプ議会演説が転換期に

高野恭壽|高さん 証券市場新聞

焦点は28日に予定されているトランプ氏の議会演説です。具体的な策は遅れる見通しですが、その内容についての説明が期待できるために注目されます。恐らく、基本的な考え方は変わらないと思われますので、米国株式は一旦、材料出尽くしで反落に転じるものと思われます。日本株は逆に懸念材料を織り込んできましたので一時的に売られるものの、反発に転じる可能性があります。ただ、戻しても3月に入りますとメジャーSQが待ち受けていることや決算期末ということもあって、需給関係は好転しません。当面の動きは演説の内容にもよりますが、マド埋めの19000円までが下値の限界と思われます。それは上昇トレンドを維持する意味にもなります。すでに、そうした懸念材料が相場に織り込まれてきましたので、改めて相場の先行きを不安視する必要はないとみています。28日の演説を確認後は買戻し局面となって19300円までの戻りをみせてSQ、期末の整理売りなどを経験して反発に向かうと予想みるべきではないか、と判断されます。この間、円相場の動向によって日経平均の下げ幅や下げ幅が決まると思われます。

 

高野恭壽

http://www.kabu-takano.com/
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