日経平均は円相場の落ち着きをみて反発に転じましたが、28日は配当付き最終日であり、その権利取りによる買いが相場を押し上げたといえるでしょう。そのため、相場は途中ダレることなく、終始堅調な動きにありました。 29日は配当権利落ちで月替わりになります。懸念材料が消えたわけではないですが、決算期末を前にした整理売りも一巡したことで内部要因の改善がみられたことは配当権利落ちで反落してもダラダラ下げることはないと思われ、好決算銘柄中心に選別買いが入るものと思われます。したがって、反落場面は銘柄を絞って狙うことで成果を挙げられるものと思われます。ゼネコンが伸び悩み時には悲観的になりますが、4月相場はゼネコンが上がる習性がありますのでだんだんと見直されていくと前向きに考えましょう。
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