高野恭壽の相場指南~主な銘柄の下落率

高野恭壽|高さん 証券市場新聞

 

 

日経平均の下落率に対して個別の銘柄では12-1月から下落しているグループ、2-3月から下落しているグループに分けられます。2-3月からのグループは非鉄、電機、化学、石油、鉄鋼、機械、ゼネコン、百貨店、陸運、などが主で12-1月のグループは自動車、重機、金融、不動産、海運、その他一般銘柄などです。また、上昇トレンド内での下落局面は化学、医薬品、石油、電機、精密、食品、小売り、その他製造、電力・ガスなどの一部です。12-1月高値からの下落率は18-25%、2-3月高値で13-18%の下落率になっていますが、3月下旬から4月上旬にかけての下落率が8-10%と急激になったものがほとんどです。すでに、11月中旬の水準まで戻った銘柄も自動車、電機などで見られますが、そのほかでも11月水準まで戻った銘柄もいくつかあります。
このように日経平均の下落率をはるかに下回る銘柄が続出したことで個別銘柄での値幅調整は十分に進んだことを表しています。

以下は私が調べた主な銘柄の下落率です。

 

3月高値から4/7日まで    2月高値から4月安値     12-1月高値から4月安値

大陽日酸(4091) 14.4%   日  水(1332)14.7%   三菱重工(7011)24.4%
ダイヘン(6622) 13.4%   野村HD(8604)14.6%  アイフル(8572)20.7%
青山商事(8219) 19.0%   太陽誘電(6976)18.4%   TDK  (6762) 25.6%
エプソン(6724) 14.8%   レオン自(6272)21.1%   アコム (8515) 26.4%
椿本チェ(6371)12.5%   東京建物(8804)13.4%    やまびこ(6250)30.7%
三井化学(4183) 13.7%   東洋酸素(5310)15.0%    板硝子 (5202)19.5%
新日鉄住(5401) 17.4%   ヒューマン(2415)43.0%   セガ  (6460)20.1%
H2O  (8242) 13.7%   三菱ケミ(4188) 7.0%    日産  (7201)17.9%
オークマ(6103) 34.6%    大阪チタン(5726)20.2%   トヨタ (7203)19.6%
コロプラ(3668) 17.0%   ソフバン  (9984)15.8%    川重  (7012)21.2%
日清紡  (3105)11.7%   日 通  (9062)28.4%    ニコン (7731)17.6%
Jフロント(3086)12.0%    カネカ  (4118)18.8%    リコー (7752)16.1%
東ソー  (4042)10.0%   三菱電機  (6503)17.8%   三井住友(8318)18.2%
山陽特殊 (5481)9.3%    東邦鉛  (5707)24.5%    ユニクロ (9983)23.2%
アルプス (6770)19.1%   ホンダ  (7267)14.7%   カプコン(9796)25.5%
村田製作 (6981)12.1%   東京鉄   (5423)13.1%  スバル (7270)23.2%
住友化学 (4005)13.7%    クボタ  (6326)15.4%    三菱マテ (5711)21.2%
ルネサス  (6723)15%    島津製  (7701)10.5%   伊藤忠  (8001)7.6%
商船三井 (9104)13.9%                 国際帝石 (1605)8.1%
住友電工  (5802) 11.5%                    ユニ・ファミ(8028)18.2%
三井金   (5706) 16.9%
日野自動車(7205)11.4%
いすゞ自 (7202)13.7%
コマツ  (6301)7%
日精工  (6471)15.5%
王子紙  (3861)8.6%

 

高野恭壽

http://www.kabu-takano.com/
証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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