高野恭壽の相場指南~連休前にも19500円をトライの可能性

高野恭壽|高さん 証券市場新聞

円相場が110円台まで安くなり、それを好感して半導体関連、自動車などが買われたほか、非鉄、金融、機械、化学などの素材系なども軒並み買戻しの動きに転じて前日に続いて大幅に戻し4月3日の高値19068円抜いて19073円で引けました。
フランスの選挙結果に続いて地政学リスクの後退が2日間で日経平均を大きく押し上げたことになったといえます。
筆者は北朝鮮の緊迫した状況が有事に発展しない見方をしていましたが、今のところその見方通りになっています。もしも、25日に核実験を強行すれば26日にもアフガニスタンのIS基地に投下した大型爆弾や巡行ミサイルを大量に北朝鮮の軍事基地を襲う可能性があったでしょう。北朝鮮もそんな危険な事態を予想してまで核実験を強行するほどアホウではありません。今後は韓国系の米国人を24日に拉致したようにこの人質を解放する条件で米国側との話し合いに進むものとみられます。6か国協議などはトランプ氏は考えていません。このように北朝鮮の威嚇攻撃があったとしても韓国や日本などに直接攻撃することはなくなったと思われます。
タイミングよく3月決算の決算発表が続々と予定されています。堅調な業績や国内景気の堅調さを日経平均が織り込んでいくことになりますので連休前には19500円台の回復も見えてきました。そして、連休後には20000円台の復活も視野に入ってくることが予想されます。

 

高野恭壽

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