連休の谷間の相場に入ることになります。連休前の27、28日の相場は7連騰後ということもあって戻り売りの出やすい場面にあったために続落しました。4月相場は中旬には18200円台まで下落したのち、北朝鮮の緊張感のやや緩み、フランスのEU残留の可能性の高まりなどが背景になって連日戻し19500円には及びませんでしたが、4月初めの水準を大きくクリアして引けました。企業業績の堅調さ、日銀の景気の判断の拡大なども戻り相場に拍車をかけました。それを受けての5月相場ですが、連休明けには再び反落するとの見方も根強く予断を許せない状況にあります。やはり、相場を大きく左右するのは北朝鮮問題になりますが、米国の景気動向も気かがりの一つになっています。連休の谷間に1,2日は北朝鮮の挑発の行為をけん制しながら、好決算銘柄を物色する動きが予想され19000円台を固める展開なりそうです。
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