高野恭壽|高さん 証券市場新聞

日経平均は2万円台を前にして連騰を続けていた銘柄が反落する展開になりました。決算前ということもあってトヨタが下げるなど自動車株の下落が目立ったほか、化学、鉄鋼、非鉄などの反落も目立ち、電機系も上げ幅の縮小や反落する銘柄がみられました。そんな中で出遅れの医薬品、食品、不動産、石油、情報通信、運輸などがしっかりしていました。
高値警戒感があるものの、特に、まとまった売りもでていないなど相場は考えるほど調整色が強くありません。つまり、4月18日から戻す過程でほとんど様子見で相場をみていたために買い付いておらず、値だけが高くなったといえるためです。結局買わなければどうにもならないために、「バスに乗り遅れるな!」式で拾う動きが強まっていることが日経平均を下げさない要因と考えられます。それと懸念材料だった海外要因がことごとく好転したことが押し目の隙を与えない構図になっています。更に、円相場も112円で収まらず114円台まで円安が進んていることも安心感を誘っているといえるでしょう。従って大きな押しなく2万円台を目指すことになるでしょう。

 

高野恭壽

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