英国の総選挙の結果、保守党が単独過半数を得られなかったものの、連立で政権維持ができることでポンド安も限定的になり、欧米株式が週末にはしっかりで終えました。円相場も110円台をキープしていました。日経平均は5~9日の週は一貫して調整し、20000円を割り込む場面もありましたが、先駆していた銘柄の下落が目立つ一方で超値ガサ株が週末に踏ん張ったことや素材、金融株に押し目買い入り戻す動きも見られて日経平均は週末には20000円を維持して終えました。
したがって、英国総選挙の影響は軽微となり、週明けの日経平均もそれほど低迷しないで推移しそうです。しかし、今週にはFOMCが予定されており、利上げに踏み切るかどうか、注目されています。すでに、利上げは予想されていますので、円相場は円高に向かう可能性は薄いとみられ、日経平均は次第に上値を窺うもの思われます。
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