高野恭壽|高さん 証券市場新聞

前日に引き続き円相場の円安維持で輸出系に安心感が広がり、前日上げた半導体などのハイテク系、ゲームなどが続伸して始まりました。上げに躊躇していた自動車や建機なども買われスズキ、コマツも急伸しました。
しかし、寄り付きこそ高くなったものの、その後は利益確定などで上げ幅を縮小する銘柄も目立ちました。内需系はゼネコンが続伸したほか、小売り、食品がしっかりしたものの、医薬品は利益確定で反落に転じました。金融系は前日にもたもたしていましたが、大手証券、銀行など買われた後は上げ幅を縮小して引けました。その他、化学大手の三菱ケミ、三井化学などの素材系も大手鉄鋼とともに反発していました。
日経平均は半月ぶりに20230円水準まで戻したのですが、値ガサ系などの上げによって日経平均を押し上げる格好になり、低位系や素材、資源などのグループは見送られておりました。つまり、外国人は値ガサ系の押し目を積極的に買ったものの、その他の銘柄は物色対象外としているわけです。今後はそうした銘柄が物色されていく可能性が高くなっていくと思われますので、明日以降の相場で上げが顕著になった銘柄を利益確定してそうした出遅れ銘柄の中から選別して拾う作戦を断行するのも一策です。

 

高野恭壽

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