高野恭壽|高さん 証券市場新聞

4月の底入れ以後はゲーム系、半導体、電機、大手ゼネコン、小売りなどといった業種の値ガサ系が集中して買われてそれ以外の低位系や材料系などは低迷状態が続きました。このように物色された銘柄は上げ続けかなり高値まで買われるのですが、それ以外の銘柄は好決算でもレシオ一桁であっても無視されるというゆがんだ株価が形成されました。
これは日銀や外国人投資家が買い主体のためです。彼らの投資対象は基本的に225銘柄中心でグローバルな活躍をしている企業にほぼ限定されます。業績が好調企業はもちろんですが、特に、業績にこだわらず減益見通しでも買ことに躊躇しません。それに対して投資家諸氏の対象は低位系で中小型銘柄が主体になっています。したがって、日経平均が高値まで買われても しかし、こうした国内外の機関投資家が買い続けた銘柄もあらゆる角度から考えても圧倒的に割り高水準に達しているといえるでしょう。これらのけん引役だった東京エレ、任天堂が上値を抑えられるタイミングになると同時に素材系の大手鉄鋼、化学、重機、商社、資源系などが今週から反発に転じるなど対象的な動きがみられるようになっています。恐らく7月相場に向けてこうした業種の修正高がみられるものと思われますので、投資家諸氏の好む銘柄がようやく陽の目を見ることになりそうです。

 

高野恭壽

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