週末のNY株式は朝方発表の7月雇用統計が18万人増の予想を上回る20.9万人増をみて長期金利が上昇したために一旦、売られる場面がありましたが、景気の堅調さを背景に先行き強気の見方がでて、反発に転じて66㌦高と22092㌦で終えました。円相場も金利の上昇で円安に転じて111円台まで進みました。こうした一連の動きをみて米の日経平均先物も上昇し20045円と4日の日経平均比90円高となっていました。
週末に調整していた日経平均はこの動きから7日の相場は反発に転じることが予想されます。20100円台まで戻していくことが予想されます。
ただ、先駆していた電機、化学、精密などはすでに調整に入っていますのでそうしたグループが戻す場面は利益確定することが望ましく、大手鉄鋼、非鉄、食品、医薬品、小売りなどが買われるものとみられます。
高野恭壽
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