国連安保理で北朝鮮の追加制裁決議が石油禁輸を制限と修正したことなどで満場一致で採択されました。この決議を抗議するためにミサイルの発射の懸念があったのですが、現在のところ実行されていません。これを好感して円安に傾いたことや米国株式高もあって、寄り付きから高くなって始まり、途中、上げ幅をほとんど縮小することなく、230円高の19776円で終えました。9月1日の19735円の戻り高値を更新して引けました。北朝鮮が弾道ミサイルの打ち上げを引き続き見送る場合には日経平均は20000円台回復に向かうと思われます。2日間で500円余りの上げになったことで目先、利益確定の売りが懸念されますが、もしも、下落する場合には積極的に拾う作戦でいいとみています。
高野恭壽
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