けん引役が交代【高野恭壽の相場指南】

高野恭壽|高さん 証券市場新聞
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エネルギーが爆発

2018年の相場が始まりました。予想通りの動きになりました。12月に上がるはずだったのですが、不発に終わったことで大発会でたまったエネルギーが爆発するとみていた通りの動きになりました。

12月高銘柄は一旦利益確定

あっさり、昨年の高値を更新し、1992年1月8日以来の水準まで上げました。ほぼ全面高になったのですが、11月高値から調整を続けていた半導体、電機が一気に息を吹き返し、12月相場で健闘していた鉄鋼、非鉄、石油、資源も高値更新を続けていました。この日でけん引役が交代する可能性が強く、これらの銘柄は一旦、利益確定をすることをお勧めします。

大手証券も抜け出す

12月に買われたものの、高値圏でもみ合っていた化学、小売り、海運、金融なども上げました。これらのグループの中でもう一段高に進むのは半導体、電機などの電子部品、自動車などの輸出系とみられ、海運、化学も再騰に向かうとみいます。一方、これまで上げて当然とみられながら買われなかった大手証券ももみ合いゾーンを抜け出したことで注目できます。




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