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22450円が目先的な目標【高野恭壽の相場指南】
週明けの日経平均は予想通り、上値を追う展開で始まりました。米国株式が先週末で6連騰になり、25000㌦台を回復しました。半値戻りの24998㌦を抜いての達成でした。それに対して日経平均は戻りの鈍さがみられていました。急落を経験したことで「また、大幅安があるのでは・・」と不安心理が働きこの上げについていけなかったことが原因でした。しかし、先週末に円相場が105円台に入ったにもかかわらず戻りがみられ、上値を追っても売りものが薄い状況から不安心理も後退し始め米国株高を追う動きが強まっていきました。
そうした先週末の動きに加えて円相場の円安への転換が進み、米国株式も6連騰をみて上値追いに拍車が掛かったといえます。300円高まで買われた後は警戒感もでたのですが、考えられるほど売りものがでてこないことをみて再び、一段高に進み引けはほぼ高値の22149円でした。
米国株式は今夜は休日になりますので、20日の相場は動きづらいことも考えられます。円相場の動向が目先の動きを決めていくものと思われます。仮に、反落場面となっても22000円を割るところまでに至らないと思われます。米国同様半値戻りの22450円が目先的な目標なりそうです。
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