マド埋める22600円に向かう【高野恭壽の相場指南】

高野恭壽|高さん 証券市場新聞
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マド埋める22600円に向かう【高野恭壽の相場指南】

前日の相場で米国株式に対して悲観的な動きを予想して大きく下げたのですが、予想通り米国株式が254ドル安で終えました。この下げで寄り付き段階では続落して始まり、一時は200円を超す下げになったのですが、次第に買い戻しの動きが強くなり、戻す動きになりました。前場の引けには下落幅も縮小からプラスに転じ、後場寄りでは22130円と200円を超すところまで上げました。しかし、後場にはいりますと上げ幅も縮小する展開になり、前日の終値中心に上げ下げを繰り返したのですが、終値ではプラスで終え、45円高の21970円で終えています。大きく下げた後に戻りはじめたのは、主に円相場が107円台に乗せて円安が進んだことが好感されたためでした。
 前日に米国安の警戒感で下げていた輸出系などがこの日に買戻しから軒並み反発していました。しかし、前日しっかりしていた材料系や内需系の医薬品、食品などは逆に値を消しました。
今後の動きは米国株式の下げが続くのか、一過性の後戻すのかで判断が大きく変わっていきます。恐らく、下げてもすかさず反発するものと思われ、日経平均も22000円前後で値を固めてマド埋める22600円に向かうものとおもわれます。




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