揺さぶり場面があっても悲観するな!【高野恭壽の相場指南】

高野恭壽|高さん 証券市場新聞
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揺さぶり場面があっても悲観するな!【高野恭壽の相場指南】

米国のコーン国家経済会議議長の辞任で経済運営が滞ることが懸念されて日経平均は寄り付きから売られて始まりました。前日の急騰で先物の買い戻しが一巡したことで売られやすい状況にありましたので、寄り付きから大きく下げたといえるでしょう。また、週末に米国の2月の雇用統計が発表されますので、再び、金利上昇に対する警戒感もあって下落しても買い物が入りにくい状況を生んだといえます。更に、106円台にあった円相場も105円半ばまで運高進んだことも低迷状態が続いた原因になりました。しかし、1日終わってみますと寄り付き値から更に下げたものの、引けではほぼ寄り付き値近辺でしたので、抵抗力がでてきたと考えられます。
 コーン辞任によって7日の米国株式の下落を予想して日経平均が先回りして下落したために、実際、米国株式が300㌦以上の下落でもあれば8日の日経平均も続落が予想されますが、それ以内の下落であれば本日の下げで織り込んだことになりますので、反騰する可能性が高いと思われます。
いずれにしても相場は下げ渋りから反発態勢に入っていますので、揺さぶり場面があっても悲観的に相場をみないことです。




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