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調整色が強まる?【高野恭壽の相場指南】
日経平均は23000円寸前まで回復をみせました。先駆系のハイテクなどは値が抑えられる一方で出遅れ系銘柄の物色で日経平均が29000円台を維持したのですが、出遅れ系は先に大きく売られた銘柄が物色された銘柄が多いため持続力が弱いといえるでしょう。それまで日経平均を押し上げた好決算銘柄の物色は一巡しており、いわば主役不在の中での日経平均が値をたもっていることになります。その主役は一旦、調整し出直る経験を経てからになるとみています。その間は材料系や小型系が物色されるものと思われます。先週はその動きがみられるようになっていましたが、下値を拾う動きが強かったために日経平均は値を保ったことになりますが、今週は月末の接近のほか、円安傾向も110円を超えてきたことで円安の限界が近いことなど需給面や材料面からも懸念する必要のある市場環境に変わろうとしています。押しの限界とみられる22500円近くまで下落すると考えられます。
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