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投げや一段安銘柄続出し底入れ近し【高野恭壽の相場指南】
需給面の悪化に日米通商交渉懸念が上値を抑えて下落傾向から抜け出せずにいましたが、更に、29日にはイタリアの政局不安でユーロが一段と下落したことをみて日経平均は寄り付きから続落してはじまりました。一部投げなども加わって一時、22240円と250円安まで下げました。その後は戻しはじめ、22358円と122円安で終えました。この日の安値時点で5月の戻り高値から30%下げたことになります。投げ続出による大幅安銘柄も多くみられましたので、目先的には底入れとみることのできる銘柄も続出していました。直近高値をつけて調整していた銘柄も下げ渋りをみせているものもみられました。懸念材料続出で急速に下げたことは底入れが近いことになりますので、恐らく、30日に下落する場面があれば思い切って下値を拾うことも一策です。
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