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好決算銘柄の押し目狙い【高野恭壽の相場指南】
日米通商協議を前にして全体は大きく動きがとれず、円高に振れたこともあって終始低迷状態となりました。決算発表の結果で上げ下げが左右される展開は相変わらずでした。このところ下落傾向が続いているゼネコンや前日大きく下げたJX、千代田建などの石油系、資源系は続落しました。買われた業種はこのところ低迷気味だった化学が昭和電工、クレハの大幅高に刺激されて総じてしっかりしていました。引けの日経平均は45円安の22598円でした。
日米通商協議では悲観的な見通しが予想されていますが、EUでの協議でもみられましたように米国側が譲歩をみせる場面もありました。そういう意味で初めから悲観的な見方は考えものです。好決算銘柄の押し目狙いに徹して売られた場面は拾う姿勢で臨むべきでしょう。10日の決算発表は577社とピークを迎えます。
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