出遅れと材料系で幕間を繋ぐ【高野恭壽の相場指南】

高野恭壽|高さん 証券市場新聞
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値動きの軽い銘柄に付く

 1月第3週は膠着感の強い展開になりました。日経平均は特に売られる材料がないために下値は限定的なのですが、手かがり材料難でもあり、出来高が細り全体的には様子見の動きであり、出来高も20億株に達しない状況になっています。この欄を執筆している17日の東京市場は野村HDなどの証券株、不動産、電鉄、電力、紙・パルプ、などが反発して日経平均の大幅下落を阻止していました。一方、全体が弱い動きになると半導体系銘柄の下落幅が大きくなる傾向が強く、東京エレやスクリーン、ディスコなどが大きく反落、そんな状況下で大引け後には日本電産が19年3月期の通期予想を下方修正しました。
 そうした中では新興株や材料系の動きが活発化し、マザーズ市場では10%を超える上昇銘柄が18銘柄もでてにぎやかな展開になっています。主力どころは英国のEU離脱問題がすっきりしないことや米国の予算問題などの行方を確かめてみたいというムードが強く動きづらい状況です。輸出系の業績不安が高まるなかでは、週明けも引き続き新興株や材料系の中から業績の良いものやの個別物色が続くことになりそうです。
 アンジェス(4563)は500円台まで戻したところで小動きに終始しました。ここで小動きになっているのは、遺伝治療薬の認可前に大きく株価が上がるとインサイダーの疑いを掛けられかねないために手控えられているとみています。また、承認が遅れることもありえますので、承認までは積極的に手を出せないという見方もあります。いずれにせよ近々にも決着がつくことになりそうです。今回の狙いはアイフル(8515)、アコム(8572)、日本冶金工業(5480)です。前回紹介の南海電気鉄道(9044)がいい展開になり始めていますので引き続き注目。材料系ではラウンドワン(4680)が穴株です。

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相場見通し

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by 株価チャート「ストチャ」

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